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日本では都市計画と交通という問題を別々にして考えがちです。
フライブルク市で考えられている一番大切なエコロジカルな交通のための思想とは、「人口密度をどの程度にするのか」。
商業用と住宅用の土地の使い方を明確に区分けした「市場コンセプト」というソフトが存在するからこそ、徒歩交通が機能し、その結果、自転車道路、P&R、LRTなどのハード面も機能するのです。
交通を街全体で捕らえないで、「ヨーロッパまで視察に来て、新型の路面電車とP&Rの駐車場だけ見て帰ってきた」なんてことがないように、背景から歴史、数々の政策を合わせて視察するように心がけましょう。