公園ってなんだろう。ドイツ語ではよく「緑の施設」と呼ばれている公園。
都市の子供たちにとっては欠くことのできない環境教育の場でもあるんです。憩いの場、散歩の場、遊びの場である公園とは、多様な動植物の生息場所(=ビオトープ)、生きることへの楽しみを教える教育の場、そして人びとが出会う社会的な場所でもあるんです。
そんな貴重な場所を140箇所整備しているフライブルク市。庭師などの緑の施設を管理する市役所職員を200名も抱えているのは人間の豊かさのためなんです。
億単位の箱物政策では市民が豊かにならないと感じている人は、きっとフライブルク市の「緑の施設」を体験することで、豊かさ(=環境保護)の根っこを発見できることでしょう。