新著オンライン出版開始! 日本版 グリーン・ニューディールへの提言 ・・・フィードインタリフ思想が経済を活性化する!

世界的な景気低迷のなか、唯一の打開策として脚光を浴びているのが、アメリカのオバマ政権が提唱する「グリーン・ニューディール政策」です。
その大きな柱は、太陽光や風力を利用したグリーン・エネルギー(再生可能エネルギー)の推進にあります。 そして、グリーン・エネルギー拡大のために必要不可欠なのが「フィードインタリフ(固定買取価格制度)」です。
日本は2009年に入って、環境省が「緑の経済と社会の変革」を打ち出し、経済産業省は"太陽光発電の余剰電力に限って"フィードインタリフの導入案を公表しました。
しかし、それによって果たして新しい市場を開拓することができるのでしょうか? 心もとない政策です。


ドイツの環境政策を10年に渡って調査研究し続けてきたドイツ在住のジャーナリスト村上が、日本のエネルギー政策に大きな危惧を抱き、グリーン・エネルギー産業の拡大は温暖化対策以前に、国の安全保障問題であり、このままでは、日本は国益を大きく損なうと説きます。
金融危機をチャンスに変える可能性のある「フィードインタリフ思想」とはなにか? グリーン・ニューディールの本質とは? 答えは本書に示されています

目次


はじめに
第一章 補助金からはグリーン・ニューディールは生まれない
補助金の持つリスクと非効率性
市場を活性化する「フィードインタリフ思想」

第二章 フィードインタリフという偉業
フィードインタリフの仕組みと概要
日本版フィードインタリフは有効か?
大きな成果をあげているドイツのフィードインタリフ
固定買取価格とその数字の意味
固定買取価格のお金の流れ
フィードインタリフ制度の歴史
フィードインタリフの驚異的な成果
RPS法という不利益な制度
再生可能エネルギー推進は国益のため
ドイツの2020年度予測は、売り上げ13兆円、雇用40万人
内部コストと外部コスト

第三章 太陽光発電を40倍に! 日本の挑戦とその評価
「福田ビジョン」の提示と太陽光発電の助成政策
「福田ビジョン」の目標値は妥当か?
太陽光発電施設、設置コストの減少への期待
世界の手本だった日本のこれまでの助成政策
日本社会のシステム設計を再考すべき時期

第四章 グリーン・ニューディールの本質
これまでのモノとサービスの提供方式
フォーディズムの出現から経済成長至上主義へ
トリプル・クランチを打開するために
新しいモノとサービスの提供方式
資源へ回るお金を人に回す
安価で提供されるモノには外部コストは算入されていない

第五章 外部コストを内部コストへ
日本で、環境税(炭素税)導入は可能か?
排出量取引とカーボン・オフセット
経済的な正と負のインセンティブ

第六章 グリーン・ニューディールによる雇用
再生可能エネルギー分野の雇用効果
地域で生まれる雇用
木材は唯一の自国産資源のはずだが…
高速道路建設か、自転車交通のインフラ整備か
新築ではなく、改築のススメ
エネルギー・リフォームが経済を救い、雇用を創出する
日本版グリーン・ニューディール政策への助言
実現には、専門家による中立機関の設置が必須

おわりに
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